占術説明
源氏物語でひもとくあなたの「今」
 「好きな人に振り向いてもらいたい」「幸せになりたい」――。人は誰でもさまざまな願いを抱いて生きています。そして何かを望めば、おのずと「喜び」や「悲しみ」といった感情が湧き上がるもの。ときとして人は、激しい思い(情念)にとらわれ真(まこと)を見極める目を曇らせてしまいます。
 しかし……逆にいうと己(おのれ)の情念と向き合えさえすれば、悩みの本質、そしてこれから進むべき道が分かるのだといえるでしょう。
 千年のときを経て今も輝き続ける源氏物語には、光源氏をはじめとする登場人物の内面が深く掘り下げられ、人が生きていくうちに味わう多くの感情が記されています。
 「源氏物語でひもとくあなたの『今』」では、そのなかでも特に印象的な四十の場面を抜き出し、それぞれを象徴する感情をあてはめました。
 あなたが直感で選んだ札――それは、あなたの現状やまだ見えぬ未来を暗示しています。
 どうか、目の前に示された札をじっくりと見つめてください。そうすることで、心の奥底に眠る真(まこと)を導き出せるのです。
 あなたが選ぶ二枚の札には、「源氏香」と呼ばれる意匠がわり振られています。これは、あなたの現状と未来を示す源氏物語の場面を象徴するものです。

源氏物語でひもとくあなたの「今」・結果見本
源氏物語でひもとくあなたの「今」・結果見本画像 一枚目の札は、あなたの「現状」を示しています。あなた自身も気づいていない「内に秘めている情念」をひもといていきます。
二枚目の札は、あなたの問いかけに対する答えを司ります。
二枚目の札から導き出されたあなたの問いかけの答えと未来が記されています。
 
月と星でよみとくあなたの「運命」
 古くから日本人は、月へ深い愛着を抱いてきました。あるときは切ない想いを月に託して和歌を詠(よ)み、別のときは、みずからの喜びを満ちていく月に投影し……そう、月は古来、人々の感情を投影する鏡だったといえるでしょう。
 さて、この月の満ち欠けや動きから運命をよみといていくのが、ここで用いている「宿曜占星術」です。この占いは、源氏物語が成立した平安時代から使用されてきました。源氏物語のなかでも、父帝が宿曜師に光源氏の運命を見定めさせる場面が登場します。
 千年のときを経て輝き続ける月と星は、あなたに決められた定め、そして、自分でも気づいていない本当の姿を教えてくれるのです。
 「月と星でよみとくあなたの『運命』」では、当時使用されていた「十二宮立成図(西洋占星術でいうホロスコープ)」を再現しました。さらに現在の計算方法を加え、的中率を高めています。
 生まれた瞬間に天空で輝いていた月と星は、あなたのすべてを知っています。さあ、その言葉に耳を傾けてください。
月と星でよみとくあなたの「運命」・結果見本
月と星でよみとくあなたの「運命」・結果見本画像 生年月日から導き出される十二宮立成図(ホロスコープ)には、あなたのすべてが記されています。
うらないによっては、ボタンを押すと十二宮立成図が切り替わります。
十二宮立成図を詳細によみとき、導き出されたあなたの運命が記されています。
(項目数は、うらないごとに異なります)。
源氏秘占抄
 
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