占術紹介

心理占星術とは

 心理占星術とは、占星術をたんなる「当たる」「当たらない」の判断材料にするのではなく、星の動きを人間の無意識と関連付け、運命を心理学的にとらえようとする、西洋占星術の解釈のひとつです。

 世界各地に存在する古代神話。近代心理学の祖の一人、カール・ユングは、それら神話の中には種や地域性にとらわれない人間の普遍的な思考、心理状況のパターン(原型)がみてとれると唱えました。そして、そのユング心理学をもっとも古い「神話」の一つである西洋占星術に応用したのが、イギリスの占星術家リズ・グリーンです。星の動きという、一見数字以外の何者も介入できないかのように思える世界に、「誰もが潜在的に有する価値観」「人が成長の過程で通らねばならぬ道」といった概念をもちこむことで、ホロスコープに秘められたメタファーをより的確に読み解くことができます。

 「フェニックス・ノア 超心理占星術〜あなたの運命、その本当の秘密〜」では、この「心理占星術」におけるフェニックス・ノアの長年の研究成果をあますところなくお伝えし、あなたがおかれている「現実」そしてこの先経験する「未来」に具体的に寄り添い、運命を深く読み解いていきます。

使用する占術の特徴

・「四柱推命的」な観点からみる占星術

 本コンテンツでは以下の4つの惑星に注目し、四柱推命的な観点からホロスコープを読み解いていきます。

惑星名 木星 太陽 月 上昇点
周期 12年 1年 1ヶ月 1日
特徴 「幸福の星」と呼ばれる、惑星の中心的存在。人生の大きな流れをみる。 意志や自我を表し、物事の本質を示す。近い未来の予測に使用。 母性的、情的なものを支配するため、感情の動きを鑑定するのに適す。 物事の「形」をつかさどり、現実を最も如実に示す。

・星のもつパワー、そしてサインシステムに着目したホロスコープ分析

 たんにその星単独の象意を読むのではなく、周囲の星との関係性を重視し、その星がどういった状態にあるのかまで考慮に入れ、ホロスコープを読み解きます。また、度数にかなりのブレが生じるハウスシステムではなく、一生のうちに約1度しかズレのないサインシステムを採用することにより、より正確に運命を解読することができます。

・エレメントのバランスでみる本当のあなた

 本コンテンツでは、出生ホロスコープ上の惑星を火(牡羊座、獅子座、射手座)・地(牡牛座、乙女座、山羊座)・風(双子座、天秤座、水瓶座)・水(蟹座、蠍座、魚座)の4つのエレメントに分類し、その人の性質における各エレメントの強さを導き出します。このエレメントバランスを見ることで、あなたに本来備わっている性質を何かを明らかにします。

 また、結果の下部には強いエレメントに関するフェニックス・ノアからのアドバイスを掲載しています。

※強いエレメントを導き出す過程において、太陽および月が位置している場合は他の惑星のそれよりも影響が強く、天王星・海王星・冥王星の場合は影響が弱いとみなしていますので、強いエレメントが惑星最多のものではない場合があります。

結果サンプル
(1) その人の生まれた時点でのホロスコープです。星座の位置を火(赤色)・地(黄色)・風(緑色)・水(水色)の4つのエレメントに色分けしています。
(2) その人が生まれた時点での木星・太陽・月・上昇点の位置を示します。惑星記号の上にマウスをのせると、詳細が表示されます。
(3) 占う際に入力した、その人のデータが表示されます。
(4) その人が生まれた時点でのホロスコープに位置する惑星を、火(赤色)・地(黄色)・風(緑色)・水(水色)の4つのエレメントに分類した表です。このバランスによって、その人の持つ性質の傾向を導き出します。それぞれのエレメントを示す部分にマウスをのせると、詳細が表示されます。

占者紹介

フェニックス・ノア

 神秘主義研究家。西洋占星術と東洋思想をこよなく愛好。
 大学卒業後、複数の大学院で心理学と哲学を学び、両者の融合を目指す。世界占星学会議日本代表のほか、西洋占星学院院長、東宝文化教室講師、産経学園講師、学研講師などを歴任。  全星連会長、日本占星学連盟教授、ニューヨーク国際占星学研究協会終身会員。日本占術協会の設立当初(1973年)からの会員であり、常任理事をつとめる。  現在は産経学園にて講師をつとめながら、対面鑑定も行っている。