宿曜梅花占とは……

宿曜梅花占。これは今までの占いとは違う、「あなただけの」占い。

 あなたが占いたいと願った瞬間、男性占者と女性占者から、あなたに手紙が届きます。 宿曜梅花占では、2人の占者が男女それぞれの視点から占断し、2通の手紙が届く通常の鑑定と、占者のどちらか一方が占断し、その結果を詳細に記した1通の手紙が届く特別鑑定をご用意しました。これらの手紙は、揺れるあなたの気持ちに、一筋の光明を与えてくれるでしょう。あなたと一緒に立ち止まり、あなたと一緒に悩んでくれる。そんな手紙を読みたくなったら、宿曜梅花占の扉を一度開いてみてください。

 初めまして。鎗田宗准です。宿曜梅花占で、今回私たち占断を担当する占い師が用いる占術は「梅花心易」というものです。この梅花心易について、今から簡単にご説明しましょう。
 易という占術は不思議なものです。知りたい内容と、たった今目の前で出した易卦さえあれば、どんなものもたちどころに判断してしまう。それがすべての易占術なのです。
 その中でとくに「梅花心易」は、「もっとも新しく、もっとも進化した易占術である」と言えます。中国の宋代に開発され、日本では江戸時代から盛んに研究されてきました。大正時代には、初代 高木乗(たかぎじょう)先生(1930年に『生まれ日の神秘・四柱推命学』(清教社)を出版)が「関東大震災」をこの梅花心易で予言していたということで、大変有名な占術なのです。
 この術の不思議なところは、質問された瞬間の「時間」や「目に見えるもの」「耳に聞こえるもの」「心に浮かぶもの」から計算をして易卦を出すところです。これは梅花心易が、<この世界の一切は「易卦で表現できるプログラム」である>という哲学を持っているからなのです。易の概念でいうと宇宙とは、「太極」というビッグバンから両儀→四象→八卦と記号が流れはじめ、「乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤」という一連の「マトリックス」で構成されています。ですから、その一部分を取り出す事で次の易卦列が分かる、つまり未来の予知ができるという事になるのです。
 また「易の八卦」は、実は2003年に解読された「人の遺伝子」と同じくA−T、C−Gのように単純な「陰と陽」の組み合わせと、その組み合わせがさらに3組で一つという単位(八卦)の連続で仕上がっています。そしてそのたった「3組」の連続で、この複雑な「ヒトの運命」を形成するのです。つまり易の八卦は最先端の研究で解明できた「遺伝子の構成」と酷似しているのです。使い方によっては、ものすごい威力を発揮します。さらにこれを応用すれば、人の一生も判断できるし、姓名判断もOKです。
 今回は皆さんの為に、この術を現代に適合するように、最適な立卦法をメニューごとに採用し、さらにいろいろなメニューを用意して、二人で縦横無尽に梅花心易を活用しました。皆さんの「悩みを解決する魔法の杖」として、是非ご活用下さい。